平成29年7月7日(金)、8日(土)の2日間、
平成29年度土地家屋調査士会四国ブロック協議会定時総会が
松山市にて開催されました。
研修会では早稲田大学法学学術院 教授 山野目章夫氏による
演題「所有者所在不明土地問題を考える」について
講義いただきました。
東北地方太平洋沖地震の復興に基づいて、
復興地土地(高台移転地)等の所有者が相続されずに
残っていた事から、現在の権利者(相続人)を
戸籍より探すも何代にもわたって相続を行っていない故に、
相当数の相続人が存在し、中には相続人が
特定できない等の土地も存在する事から、
復興、高台への移転が困難となり、
仮設住宅での生活が長引くと言った問題に繋がるとの事であり、
該当土地の相続人についても悪気があるわけでもなく、
何代にもわたっての相続の場合は、
当人が相続人であることすら知らない場合もあったりで、
かなり困難を余儀なくされ、復興の足かせとなっている。
よって、相続の大切さや、個人が権利者で無い場合
(実体の無い法人や組合等)の処理について、
実務に直結する内容での講義で
大変参考となる内容でした。
山野目様ありがとうございました。
懇親会ではフラダンスの余興があり、とても華やかであった。
フラダンスを踊ってくださった皆様、ありがとうございました。
また、当番会の愛媛会様には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
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